痛みをありがたがるな
2月5日に開けたピアスはあまり膿んでいる感じもなく順調のようだ。順調だといいな。
しかし動かすと痛みはまだあるし、服を脱ぐ時に誤って引っ掛けてはマンドラゴラのような叫び声を上げている。
痛い時は痛い。
なぜか女の方が痛みには強いと言われる。
以前パッドのようなものを腹部に貼り電流か何かを流す仕組みだと思われるが、生理痛体験アイテムを使った男女のリアクションの違いが動画になっていた。
女性は涼しい顔をしているが男性はAaaaaahhhhhhhhhhhh!!!!!と叫びながら悶え苦しんでいる姿が印象的だった。
やはり生理痛慣れしている女性は違うな。
13歳かそこらで初潮が始まってから閉経までずっと付き合い続けることになるのだから慣れていくのも納得である。
アレだ。忍者が幼い頃から毒を服用し耐性をつけていく話と似ている(????)
ただ個人差が激しいものだから、痛み止めを飲まないと日常生活が送れなくなる人や、起き上がれず痛みが治まるまで苦しみ続ける人もいる。
内臓の表面が剥がれて出血してるんだから痛いし日常生活に支障をきたすのは当然といえば当然か。誰だよ女の体をこんなデザインにしたやつ。
人生を送る上で痛みは少ない方がいいと考えている。生きていれば転んだり、箪笥の角に小指をぶつけたり、大切な人と別れたり肉体的精神的痛みと付き合うのは当然に起こり得ることだからだ。
だけど何故か痛みが持て囃されやすいものがある。
出産だ。
痛みを乗り越えてこそ母親としての自覚ができるとかほざくやつがいるのはよく聞く話。
真偽の程はわからないが是非そう主張される方はパートナーの出産時にアステカ式陣痛緩和法を試すと良いだろう。
というのは冗談として(目はマジ)
ただでさえ命懸けの出産。無痛分娩という医療技術が発達したのであれば遍く普及してほしいと思う。出産の痛みは初参であれば手指の切断に近いレベルらしい。考えただけで体調悪くなってきた。
実は私はもうじきおばちゃんになる予定だ。世界一大好きなラブリーキュートマイラブシスターに子が産まれる予定だからである。
出産方法は自然分娩(を予定)。聞いたところ無痛分娩は10万円くらいかかるらしい。(じゅじゅじゅ10万円!?!?)
高ぇなオイ!!
病気で手術する時「麻酔は別途10万円かかります」とか言われたらその場で医者を張り倒すかもしれん。
妊娠のダメージは交通事故全治11ヶ月レベルと聞いたが女性を痛みから救おうとする気はこの国には無いらしい。
正直痛みをありがたがる奴はカルトだと思っている。
痛みをありがたがるな。痛みから女を救え。