ルッキズムの呪いから逃れるのは難しい
今日久々に服を購入した。12月にもボトムスとスカートを購入したので、私としては『頻繁』にカテゴライズされるくらいの頻度である。
私は服を買うのが苦手で、大体いつも同じ服を着ている。私服の制服化と言えば効率的な印象を与えるかもしれないが、とにかく服を選んだり組み合わせを考えたりすることが下手くそなのだ。
だから稀にアンケートなどで好きな服のブランドを聞かれたりするととにかく丈夫な質実剛健な服が好きです。と答えている。
今日は「この服可愛い!」と一目惚れして試着しそのまま購入というレアケースだった。
ところで、毎回試着室の鏡を見ると「痩せなきゃな……」という気持ちになる。今日なんか鏡に映る自分の膝あたりを見ながら「なんか妖怪ぬっぺっぽうみたいだな……」と思った。
私の膝はともかく、自分の身体に自信がなかったり評価が厳しい人は多い。
私の妹は昔から私よりもぽっちゃり体型だったので、そのことで祖父母中心に家族からメタクソに言われていた。
私はというと同調することはなくても妹をいじめる祖父母に何も言えなかった傍観者なので加担していたも同じであるし、自虐なら構わないだろうと自分で自分の体型をdisったりしていた。
旅先で外国の八頭身くらいの女性がいた時は、友人と「樽か人かで分類されたら私は絶対樽だな」とか訳の分からないことを言っていた記憶もある。
その後ルッキズムという言葉に出会って、人の体型に口出すのはダメなのか!と目から鱗だった。褒めるのも貶すのもダメ。褒めるというか他人を評価するということ自体がNG。褒めるならその人の選択やセンスを褒めよう。なるほど!まだまだ勉強中の身なので理解不足は多めに見てほしい。
未熟者ながら人の外見に口を出さないという決まりはずっと守ろうとしている。
以前大好きな同僚が彼氏に痩せろと言われたという話を聞いて「は?????」とメンタルが臨戦体制に入ってしまった。
同僚さんはそのままでも十分すぎるくらい素敵だが???貴様何様のつもりだ????何の権利があって彼女にそんな失礼なことを言ってるんだ???と職場の休憩室でキレてしまった。
他人の話を聞くと分かるが人の身体に口出すやつ大体ろくなことはないな。
それでもついついしがちなのは自分に対する自虐だ。常に痩せたいと思うし、できれば漫画『テンカイチ』の風魔小太郎みたいにムキムキで強くなりたい。あれだけ強くなれば嫌なことがあった時相手を殴り殺せるし。
話がずれてしまったが、自分が変わりたいと思う時、それは向上心からなのか強迫観念なのか見つめるように気をつけたい。
ああ、勉強不足で言いたいことがまとまらない!今度またルッキズムとかボディポジティブについては再トライで記事にしてみたいと思う!